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図書館の「博士」の正体はオフリカオオコノハズクとワシミミズク。
動物クイズの看板を作れるということは、フクロウには文字が読めるということですね。サーバルには読めない。
クイズに全問正解してようやくたどり着いた図書館。
知恵の実をかじったという比喩。
フクロウたちが文字が読めるのはなぜなのか……?
罠を仕掛けてかばんちゃんが文字を読めることを知った博士は料理をつくるように指示します。
ヒトなら道具を使えるはずだという予想からです。
かばんちゃんは虫眼鏡で太陽光を集めて火をおこし、見事にカレーを作ることに成功。
フクロウたちとサーバルは火を怖がる。
出来上がったのは野菜カレー。肉は入っていない。
カレーに満足した博士と助手は、かばんちゃんが「ヒト」であることを教えます。
この後、重要な情報が次々と提示されています。
・フレンズは動物がヒト化したもの
・ヒトはある日を境にいなくなった(絶滅した?)
・ヒトに合わないところに住んでいると寿命が縮まる
・他のフレンズは自分が何の動物かを知ったら大喜びする
・ヒトの近くにはセルリアンがいる
などなど。
特に重要なのは「フレンズは動物がヒト化したもの」でしょう。
フクロウが文字が読めるのもヒト化しているからだし、サーバルはじめ他のフレンズが言葉を話しているのもヒト化しているからです。フレンズの姿は単に動物を擬人化しているのではなく、本当にああいう姿をしているということです。
各フレンズはそれぞれの動物の特徴を残しながらも、ヒト化している。
だからヒトであるかばんちゃんともコミュニケーションを取れるというわけですね。
ライオンがかばんちゃんを食べたりしないのも、そういうことでしょう。
ペパプのようなアイドルが存在するのもヒトの行動を模しているから。
そもそも図書館に自分が何のフレンズか知りたくてやってくるフレンズがいるというのも動物がヒト化している証拠ですよね。
「己が何者か知りたがる」これは人間の特徴そのものなので。
ただの動物は自分探しをする必要はない。
では、そもそも動物をヒト化させたのは誰なのか?
普通に考えればそれが可能なのは人間なのですが、その目的は何なのか。
もし本当に人間が絶滅しているなら、この世界の環境に適応できなくなったヒトが、動物をヒト化させて何とか種の保存を図ったということなのか……?
博士の言葉からは、まだヒトが滅びてしまったかどうかは確定できません。
かばんちゃんが生き残っているからには、どこか他の地方で生きていることも考えられます。
ヒトの謎に迫ることが物語後半の鍵になりそうです。
ここで1話を思い出してみると、かばんちゃんは狩りごっこをしているサーバルから逃げ回って「食べないでください!」と叫んでいます。
フレンズのライオンはヒト化しているので、かばんちゃんを食べたりはしない。
しかし、かばんちゃんには「ヒトを食べる動物もいる」という知識があります。
これはどういうことか?というと、ヒト化する前の動物の姿をかばんちゃんは知っているということでしょう。
かばんちゃんはジャパリパークができる前から生きているのでは?
その辺はおいおい明かされていくでしょうが、このアニメは基本ゆるいノリで進んでほしいので、あまり深刻な真実が開示されることが無いように期待したいところです。
ところで、このフレンズっていつ出るの?
Newフレンズマルヌネコ誕生! pic.twitter.com/0xub7UR98h
— 吉崎 観音 (@yosRRX) 2017年2月18日