明晰夢工房

読んだ本の備忘録や日頃思ったこと、感じたことなど

ゲームが遊べなくなるのは淋しいけれど

もう1年以上前の話になるんですが、ちょっと県都の方に用事があって帰ってくる途中、電車の向かいの席に3DSに夢中になってる男性がいまして。年の頃は30代前半位と思しき彼に対して、私の心の中から思ってもみなかった言葉が浮かんできたのです。

「あなた、もういい歳なんでしょ?そんなゲームなんてやって遊んでていいの?隣に誰もいないけど、多分まだ結婚もしてないよね?ゲームに注ぎ込むお金や時間を、そろそろ生涯の伴侶探しに向けたほうがいいんじゃないの?いくらゲームをやり込んだところで現実の経験値は上がらないんだよ?」

はい、完全に余計なお世話です。そもそもこれを書いている私自身、大のゲーム好きで、アイマスを遊ぶために人に勧められてわざわざXbox360を買ったくらいですから。よりにもよってこんな奴に言われたくないと言うしかありません。そういう自分こそ少なからぬ時間をゲームという娯楽につぎ込んできたのだから。

そうなんですが、なんか最近ゲームを遊ぶのがどうもキツいのです。そのキツさの原因の一つというのが、先に書いたような世間的な価値観の内面化です。年齢が上がるとともに、こういうことをやってる場合ではないんじゃないかなあ、という心の声が強くなってきているのです。どうも私は自分で思っているより保守的な人間だったようです。

それともう一つが、もう単純に気力が衰えている、ということです。新しいゲームを買うということは、また新しいルールを1から覚えなければいけないということで、もうそういうことが単純に面倒。脳が新しいことを受け付けなくなってきているということでしょうかね。シヴィライゼーションって世界中で廃人を産んでいるゲームで、私ももちろんこのゲームの評価は高いんですが、もうこういう考えながら遊ぶゲームが単純に面倒くさい。ただでさえ現実が面倒なのに、趣味でさらに面倒事を増やしてどうなるのか、なんてことを思ってしまう。これじゃSLGなんてやれません。じゃあ無双みたいなゲームをやればいいんじゃないの?って話なんですが、それはそれで「単に同じことを繰り返しているだけじゃないか」と思ってしまう。

こういった要因から、年々ゲームが楽しくなくなっているのに、「俺はまだゲームを楽しめるはずだ」という意地からここ数年は無理やりゲームをプレイしてきたようなところがあります。今年はPC版スカイリムにMODをいろいろ入れてみましたが、もうそろそろ限界かな、という気がしています。

Fallout4が近いうちに発売されるそうで、それはそれなりに楽しみなんですが、PS4やXboxOneを買ってまで遊ぼうという気はありません。(PCだとスペックが足りなさそう)もうここらで自分の衰えを認め、新作が次世代機に移るのを機にゲームも引退かな、なんて思っています。最近は小説を読むか書く方が楽しいので、ゲームに時間を持っていかれなくなったと考えればいいことなんですが、今までできていたことができなくなるのはそれなりに淋しいもので。

 

 今のところは「引退」前にボーダーランズ2でも遊んでみようかなと思ってます。これにハマって復帰できるのならそれはそれで。