明晰夢工房

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儲からなくたっていい!有料記事には「お金以外の3つのメリット」がある

まず最初にお詫び申し上げます。「儲からなくたっていい!」と書いてしまいましたが、有料記事を書く以上、私もお金がほしいと思っています。薄皮チョコパンが一袋4個入りになってしまい、通勤手当が課税されるとも噂される昨今、お金が欲しくないはずがありません。たとえ小銭程度であれ、有料記事で稼げるのならそれに越したことはないのです。

 

 

ただ、お金を得ることが有料記事を書く主目的ではない、と言いたかったのです。有名ブロガーならともかく、私のような無名の人間が有料記事を書いたところで、読む人の数はたかが知れています。このブログの場合、よくてkindleでセール中の『ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います』が一冊買える程度のお金になるくらいでしょう。それでも私には十分ありがたいのですが、その程度の稼ぎのためにわざわざ長文を書くなんて割に合わないのでは?と思う方もいるかもしれません。

 

ですが、この記事を買う人が一人もいなかったとしても、私には有料記事を書くメリットがあるのです。こう書くと奇妙に思われるかもしれません。稼げる見込みがあるからこそ書くモチベーションが上がるのに、読者ゼロの有料記事を書いたところで何になるのか。せっかくがんばって記事を書いたのに、「何の成果も得られませんでした!」で終わったら虚しいだけなのでは……?

 

でも、実はそうではないのです。今この文章を書いている時点では、まだ一円の収益も発生していません。この先収益が得られる見込みも特にありません。にもかかわらず、私はこの文章を書くことをかなり楽しんでいます。少なく見積もっても、無料記事を書くより3倍は楽しく感じます。この楽しさが得られるだけでも、有料記事を書く甲斐がある、と実感しています。なぜ有料記事を書くだけで、通常の3倍も執筆のモチベーションが上がるのでしょうか。その理由のひとつ目は

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