読書
ヒマラヤに学校をつくる 〜カネなしコネなしの僕と、見捨てられた子どもたちの挑戦 作者: 吉岡大祐 出版社/メーカー: 旬報社 発売日: 2018/08/27 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 滞在費が安いから、という理由で行き先をアメリカからネパール…
アイヌ文化で読み解く「ゴールデンカムイ」 (集英社新書) 作者: 中川裕,野田サトル 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2019/03/15 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 『ゴールデンカムイ』のアイヌ語監修をつとめる中川裕氏がこの漫画を題材に、アイ…
読書する人だけがたどり着ける場所 (SB新書) 作者: 齋藤孝 出版社/メーカー: SBクリエイティブ 発売日: 2019/01/08 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る この本のタイトルをグーグルで検索してみたら、「読書する人だけがたどり着ける場所 要約」と出…
人類5000年史II (ちくま新書) 作者: 出口治明 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2018/12/06 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 出口治明氏による世界史通史の2冊目は期限元年~1000年ころまでを扱っています。内容としては1冊目同様年代ごとに各…
人類5000年史I: 紀元前の世界 (ちくま新書) 作者: 出口治明 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2017/11/08 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 一年に一冊づつ刊行される予定らしく、現在2冊目まで発売されている出口治明氏の世界史通史。 1冊目の…
情熱でたどるスペイン史 (岩波ジュニア新書) 作者: 池上俊一 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2019/01/23 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 第一次大戦後から行われてきた世論調査では、ヨーロッパ各国では国民が一番好きな色は青になるそうで…
武士の家計簿 ―「加賀藩御算用者」の幕末維新 (新潮新書) 作者: 磯田道史 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2003/04/10 メディア: 新書 購入: 16人 クリック: 113回 この商品を含むブログ (152件) を見る 磯田ファンのひとりとしてはとっくに読んでいなくて…
室町幕府と地方の社会〈シリーズ日本中世史 3〉 (岩波新書) 作者: 榎原雅治 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2016/05/21 メディア: 新書 この商品を含むブログ (9件) を見る このコンパクトな分量で複雑な室町時代をカバーできるのだろうか?と思いつつ読…
水戸黄門の食卓―元禄の食事情 (中公新書) 作者: 小菅桂子 出版社/メーカー: 中央公論社 発売日: 1992/01 メディア: 新書 この商品を含むブログ (4件) を見る 現在では室町時代にすでにラーメンが食べられていたことが知られていて、水戸光圀は「日本で最初に…
紫禁城の栄光―明・清全史 (講談社学術文庫) 作者: 岡田英弘,神田信夫,松村潤 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2006/10/11 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 3回 この商品を含むブログ (14件) を見る 明・清代の歴史の概説書としては講談社の中国の歴史シ…
肉食の思想―ヨーロッパ精神の再発見 (中公新書 (92)) 作者: 鯖田豊之 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 1966/01/01 メディア: 新書 購入: 5人 クリック: 32回 この商品を含むブログ (20件) を見る 初版は1966年と古いですが、これは何年経っても色褪せ…
江戸藩邸物語―戦場から街角へ (中公新書) 作者: 氏家幹人 出版社/メーカー: 中央公論社 発売日: 1988/06 メディア: 新書 購入: 1人 クリック: 2回 この商品を含むブログ (5件) を見る 『応仁の乱』のヒット以降室町時代にスポットライトが当たっているためか…
幕末雄藩列伝 (角川新書) 作者: 伊東潤 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2017/11/10 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 直木賞作家・伊藤潤さんが幕末の十四の藩をとりあげ、その動向について解説している本。薩長土肥など勝ち組から会津・庄内…
武士に「もの言う」百姓たち―裁判でよむ江戸時代 作者: 渡辺尚志 出版社/メーカー: 草思社 発売日: 2012/12/01 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る 近代以前では、裁判の記録は庶民の生活を知る重要な手がかりになります。とくに江戸時代で…
生きづらい明治社会――不安と競争の時代 (岩波ジュニア新書) 作者: 松沢裕作 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2018/09/21 メディア: 新書 この商品を含むブログ (6件) を見る これは間違いなく名著。岩波ジュニア新書には時折「これはどう見ても大人向けで…
後醍醐天皇 (岩波新書) 作者: 兵藤裕己 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2018/04/21 メディア: 新書 この商品を含むブログ (3件) を見る 後醍醐天皇の評伝としては最も新しい本。どうしても太平記のイメージに引きずられがちな人物ですが、本書を読めば後…
今年もいろいろな本を読みましたが、今年読んだ本ではとくに新書が豊作だったので、2018年に発売された新書のベスト5を紹介します。このブログなのでどうしてもジャンルが歴史系に偏りますがそこはご容赦を。 呉座勇一『陰謀の日本中世史』 saavedra.hatenab…
チョコレートの世界史―近代ヨーロッパが磨き上げた褐色の宝石 (中公新書) 作者: 武田尚子 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2010/12/01 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 28回 この商品を含むブログ (26件) を見る これ一冊でアステカ帝国時代か…
姦通裁判 ―18世紀トランシルヴァニアの村の世界― (星海社新書) 作者: 秋山晋吾 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2018/04/27 メディア: 新書 この商品を含むブログ (1件) を見る こういうものを読むと、星海社はほんとうにいい仕事をしているなと思いますね…
ファイフステル・サーガ 再臨の魔王と聖女の傭兵団 (富士見ファンタジア文庫) 作者: 師走トオル 出版社/メーカー: KADOKAWA / 富士見書房 発売日: 2018/05/20 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る これはひさしぶりに満足度の高かった戦記ファン…
togetter.com 百田尚樹氏の『日本国紀』の内容があちこちで話題になっていますが、上記のまとめを読んで気になったことは、この本が魏志倭人伝の記述を用いて日本人を褒めているという点です。 倭国伝 全訳注 中国正史に描かれた日本 (講談社学術文庫) 作者:…
歴史関連の本はどうしても政治史について書いているものが中心になりがちですが、幸い中世ヨーロッパ史については生活史についての著書も多く出版されています。これらの本は政治史を補完する内容として興味深いだけでなく、ファンタジー創作のための資料と…
食い意地クン (新潮文庫) 作者: 久住昌之 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2013/10/28 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (7件) を見る 一見なんてことない食い物エッセイのようにみえるし、そのように読むこともできる。でもじっくり読んでみると、 や…
昭和史 1926-1945 (平凡社ライブラリー) 作者: 半藤一利 出版社/メーカー: 平凡社 発売日: 2009/06/11 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 11人 クリック: 125回 この商品を含むブログ (107件) を見る 語りおろしなので読みやすいが、それでも読み終え…
武器と防具〈中国編〉 (Truth In Fantasy) 作者: 篠田耕一 出版社/メーカー: 新紀元社 発売日: 1992/05/01 メディア: 単行本 購入: 3人 クリック: 7回 この商品を含むブログ (4件) を見る 表意文字である漢字の強みは、字面だけで雰囲気を出せることだ。中国…
興亡の世界史 大英帝国という経験 (講談社学術文庫) 作者: 井野瀬久美惠 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017/12/13 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る これは興亡の世界シリーズの中でも注目されるべき一冊であるように思う。というのは、本書で…
観応の擾乱 - 室町幕府を二つに裂いた足利尊氏・直義兄弟の戦い (中公新書) 作者: 亀田俊和 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2017/07/19 メディア: 新書 この商品を含むブログ (10件) を見る あとがきに書いているように、著者の亀田俊和氏は天邪鬼な…
明治維新とは何だったのか 世界史から考える 作者: 半藤一利,出口治明 出版社/メーカー: 祥伝社 発売日: 2018/04/29 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 幕末史や昭和史に関する著書を多数発表している半藤一利氏と世界史の著作の多い出口治明氏の…
蜂と蟻に刺されてみた―「痛さ」からわかった毒針昆虫のヒミツ 作者: ジャスティン・O・シュミット,今西康子 出版社/メーカー: 白揚社 発売日: 2018/06/07 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 「○○してみた」もここまでくると命がけだ。「痛みの鑑…
中国の歴史(一) (講談社文庫) 作者: 陳舜臣 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 1990/10/08 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 11回 この商品を含むブログ (10件) を見る ある国の歴史を知ろうとしたとき、入り口としては概説書と小説があります。 概説書の…